映画のような人生を

邦題：『BLOOD IN BLOOD OUT』
監督：テイラー・ハックフォード
出演：ダミアン・チャパ、ベンジャミン・ブラット、ジェス・ボレッゴ
1993年アメリカ公開

はっきり言って知っている人の方が少ないであろう映画です。
まわりでは一人しかいませんでした。

白人との混血であるミクロ（ダミアン・チャパ）、ミクロの兄弟であるストリート・ギャングのリーダーのパコ（ベンジャミン・ブラット）、画家を目指すクルス（ジェス・ボレッゴ）の3人が主人公です。

「血」というものへのこだわりから生まれるギャングの抗争、
しかしある事件をきっかけにそれぞれが異なる人生を送ることに…。
その血の『絆』ともいうべきものによって結びつき、
またその血によって傷つき、引き裂かれていくことになるんです。

「血」というもののつながりの強さ（絆）に重きを置くのは日本人も同じ、
感情移入はしやすいのではまる人は多いと思います。

ただなかなか過激な映像・表現がありますし、
（特定の）人種に体する過剰な表現等もある作品ではあります。
一緒に観る相手には気をつけましょう。
ただこれは名作と言っても過言ではありません。
3時間を使って観る価値のある作品だろうと思います。

あ、本編は190分ありますんでご注意を。そしてさらに追記。
アマゾンでもこの作品は在庫なし。
あっという間の廃盤だったので、
おそらく4,5000円で売っていれば即買いの一品。
いやこれは逸品というべきかも★