映画のような人生を

邦題：『チューブ』
監督：ペク・ウナク
出演：キム・ソックン、バク・サンミン、ペ・ドゥナ
2004年韓国公開

地下鉄ハイジャック→テロ、これって昔からよく見る図ですよね。
日本でも『交渉人　真下正義』（2005）がありますよね。

悪の組織が大規模な犯罪を引き起こし、
正義の味方の主人公が体ひとつで立ち向かって止める、
王道といえる王道です。

個人的にはクリント・イーストウッドやスティーヴン・セガールなんかは昔楽しみました（笑）
あとはまぁ若い頃のブルース・ウィリスもかな？

この『TUBE』もまぁおんなじだろうと、
そんな期待もせずに見ていたのが昨日の日曜洋画劇場でした。

悪の張本人のギテク（パク・サンミン）、彼が地下鉄をのっとるんです。
しかもこわもての部下とたった二人で・・・。

SWATチームも皆殺しなんです、この二人で。
強い！強すぎるぜミスター・ギテク！！
って、ありえない銃撃戦なんです、ここのところが。

そして彼を止める正義の刑事チャン刑事（キム・ソックン）、
彼は昔ギテクに妻を殺されていて・・・、というありきたりな設定。

あとはまぁ『スピード』見たいな感じにぬるい話が進んでいき、
案の定絡んでくる女の人がいたり（女スリですが）、
韓国ではウケそうな内容にちょっとショボーンです。

最後はまさに予想どうりの結末！
あそこまではずさずに来てくれると、なんだかうれしくなります。

とはいえ、
個人的に大好きな『TUBE TALES（チューブテイルズ）』とは大違い、
やっぱりテレビでよかったと思った作品でした。