映画のような人生を

『新世紀エヴァンゲリオン10年ぶり新作』

そんなニュースの見出しに若干の興味と、
もうやめたらいいのに、という昔のファンのハザマで揺ゆれています。

そしてニュースの記事文面に気になることがいくつか…。

■以下、記事より抜粋
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（略）

「エヴァンゲリオン　新劇場版　前編」（０７年７月公開）「－中編」（０８年１月公開）「－後編＋完結編」（０８年６月公開）の全４部作。
前、中、後編はテレビシリーズ２６話を描き直すもので原画を一部再使用するが、音や背景を撮り直し、ほぼ新作に近い形になる。

当時、ラスト２話は「終わり方が納得できない」と物議を醸した。劇場版も２作製作されたが、ファンの間で議論になっていた。
そんな声に応えるため「－後編＋完結編」は完全な新作で、ラスト２話を中心にきちんと最後まで描くという。

（中略）

「エヴァ」は侵略を試みるエイリアンに、巨大ロボット兵器を操って立ち向かう若者の苦悩と成長を描く作品。
（以下略）

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結局、前、中、後編がテレビシリーズ２６話の描き直すし、
これって前回の劇場版の部分とあんまり変わらないわけですよね？
総集編ってやつですか？

「音や背景を撮り直し、ほぼ新作に近い形」っていうのは対外曲者ですからね、
いい例が『劇場版　機動戦士Zガンダム』ですかね、
いいんですよ、あれはあれで面白いので。

しかし古いオリジナルの物と書き起こした新しいものでは、
見た瞬間に違いがわかりますよね？

あれって（私だけかもしれないですが）かなり興ざめなんです。

『劇場版　機動戦士Zガンダム』は第3部をまだ見ていませんが、
期待しすぎていただけに残念でしたから…。

そうならないことを祈りたいものです。

あと、「ラスト２話は「終わり方が納得できない」と物議を醸した」ってありますよね？
（まぁ私もあれは若干疑問でしたが）
それっていわゆる観客の「反応」であって、
作者側がそれで影響を受けてはいけないと思うんです。

もしその作品で納得できていないのならば、
発言するのは劇場公開が終わってから1，2年後でもいいんじゃないの？
と思っちゃうんです。

いきなり10年たってから、「実はあれは…」っていわれても…、

おまけにエヴァの人気は5年も持続していなかったわけですし…。

まあ結局公開前になって面白そうだと思えば見に行きますから（笑）
楽しけりゃいいんだと思います☆


では最後に、
ささやかながらこの記事について私が発見したことをお伝えいたします。


「エヴァ」が侵略を試みるエイリアンを倒すための巨大ロボット兵器だったとは…。
昔かなりアニメ版を見ていたのに気づかなかった。
やられましたよ、これは（笑）

さらに、ここでいう「侵略を試みるエイリアン」というのはおそらく『使徒』でしょうね。
彼らがエイリアンであるということにも今日はじめて気づきました。
不覚でした。（2度目）


そして最後。

「日刊スポーツ」の担当者は作品を見ずに記事を書いている。

これが一番の問題なのかとは思います。
ジャーナリズムなんて報道者には求めていませんし、
事実そういうのをもってる人もかなり少ないでしょうから。

でもせめて映画の情報ぐらい、
ツタヤブックでもいいから見てかいたらよかったのに…、残念っす。